西川 みな美ゼミ
[ 流通?マーケティング ]
知的探求を通じたマーケティング思考の深化
概要
本ゼミが扱うのは、消費者の購買行動や、消費者に働きかける企業のマーケティング活動、生産と消費を結び付ける流通活動です。ゼミ生は2年間を通じて、これらのテーマに関連する研究に取り組みます。
私たちは主に消費者の立場から、日常生活の様々な場面で流通?マーケティングに触れています。そうしたなかで、「なぜ企業はこのようなマーケティング活動を行うのだろうか?」、「消費者はこれにどんな反応を示すのだろうか?」、といった素朴な疑問を抱くことも多いのではないでしょうか。研究とは、このような現実の流通?マーケティングに関する問い(疑問)を立てて、先行研究やデータを集め、問いに対する答えを明らかにするプロセスです。本ゼミでは、マーケティングの理論やフレームワークを知るだけでなく、それらを使って自らの疑問を探求することにチャレンジし、論理的に考える力を養うことを目指しています。
具体的には、3年生ではグループ研究を行い、その成果を学外で発表することを目標としています。まず春学期にはマーケティングの基礎固めのテキスト?論文の輪読からはじまり、グループ研究の問いを立てます。秋学期でグループ研究の調査?発表に取り組み、最終的に論文として取りまとめます。そして4年生では、個々の集大成として卒業論文を提出します。
また、ゼミは小さな組織でもあります。約15名の学生が協力して1から組織づくりをしていく過程で、専門性を深めるだけでなく、主体性、協調性、コミュニケーション力といった、社会で求められる汎用的な能力を養うことも、ゼミの目的の一つです。そのために本ゼミでは、チームを組んで課題に取り組むとともに、ゼミ運営を学生主体で行います。